役割と権限

システムに対するアクセス権やユーザーの役割については、Publisher 管理者が決定します。役割にはそれぞれ独自の権限が付与されています。

ユーザーには、Publisher フォルダごとに異なる役割を割り当てることができます。たとえば、あるフォルダでは「製作者」の役割が割り当てられ、別のフォルダでは「提出者」の役割が付与されたりします。アクセス権を持たないフォルダは、Publisher エクスプローラには表示されません。

以下の表に Publisher のすべての役割を示します。

役割

権限

アクセスなし

なし

読者

コンテンツ アイテムを閲覧することができます。

提出者

コンテンツ アイテムの作成、プレビュー、編集、保存、削除および検索が可能です。

寄稿者

提出者と同じ権利を持ちますが、コンテンツ アイテムのメモ、ワークフロー、バージョン履歴、発行情報、および発行スケジュールも閲覧できます。

編集者

寄稿者と同じ権利をもちますが、アイテムを Publisher やポータルのナレッジ ディレクトリ(ドキュメント ディレクトリ)に発行することもできます。

製作者

編集者と同じ権利を持ちますが、フォルダ、データ入力テンプレート、選択リスト、プレゼンテーション テンプレートの作成と編集、コンテンツ アイテムの個別またはフォルダごとの発行、ほかのユーザーに割り当てられたコンテンツ アイテムの編集、および発行とプレビュー用のセクションの設定も可能です。

フォルダ管理者

製作者と同じ権利を持ちますが、他のユーザーのチェックアウトを元に戻したり、ワークフローを上書きしたり、Publisher ポートレットを管理したり、ワークフローのプロパティやフォルダのコンテンツ セキュリティをセットまたは変更したりすることができます。

管理者

フォルダ管理者と同じ権利を持ちますが、ワークフロー管理にアクセスして、ワークフローのワークフロー アクティビティの設定や削除を行ったり、フォルダの作成、編集、コピー、削除を行ったりすることができます。

注意:フォルダ管理者、製作者、編集者、寄稿者、提出者は必要な数だけ設定できますが、管理者は 1 人だけしか設定できません。


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